子供との対話術「機中八策」について思うこと

エプロン姿でいいねする女性(屋外)の写真素材 未分類

機中八策とは

機中八策とは千葉県の児童相談所長(渡邉直氏)が考えた、子どもとのスムーズな対話術です。
ブルーカードとオレンジカードに分かれており、ブルーの行動をやめて、オレンジの行動を増やしていきましょうといったものです。

ですが、これ、分かりづらいなと感じました。

コラム】子どもとのスムーズな対話術「機中八策®(きちゅうはっさく)」

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/jiso/jigyoguide/dayori/kityuhassaku.html

機中八策の問題点

項目が多すぎる

8×2の16項目があります。これでは、ゴロで覚えてもそれぞれ何を指しているのか理解できないと思います。
せいぜい、避難訓練の「おかしも」ぐらいが限界でしょうに。

定義が曖昧

言葉の定義が曖昧なままイエローとブルーに分類されてしまっています。怒鳴るなんかは、明確にブルーに分類できると思いますが、問う聴く考えさせる、は注釈で書いてあるとおり一般の家庭では推奨されています。問いかけ一つとっても、親の問いかけ方、子供の反応、それに対する対応など複雑化していきます。

褒める

生徒を褒める先生のイラスト

「褒める」ことは必ずしもオレンジとはいえない。親が思う通りのことをやったら褒めるじゃ、子供の気持ちを縛ることにもつながってしまう。

正しい褒め方を知ることが必要でしょう。

こちらの本では”プロセスほめ”について書かれています。成果物を褒めるのではなく、そのプロセス、頑張ったことを褒めてあげるのが大切ですよね、といった内容。

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感想(18件)

Case 字が上手にかけたとき

人中心    才能あるね!
プロセス中心 すごく集中して何度も書いていたね

練習する

練習方法や何を練習するのか、わかりませんでした。保育士さんに聞いたところ、具体例を教えてくれました。

例1 子供が手を洗わずにご飯を食べる
ご飯の前に何をすればいいかな? という問いかけ

例2 外にでるとき
お外にでるとき何をすればいいかな? という問いかけ

ここで「どうして?」という問いかけは想定していないそうです。条件反射のようにできるよう練習するのが、ここで言われている練習する、だそうです。

環境づくり

お母さんと女の子が会話をしているイラスト

いつも、近づいて、目線をあわせて、お話しましょう、と書いてあります。警察の尋問かな、と思いました。
大音量でテレビが流れているとかは問題だと思いますが、近くによって目線を合わせることは本当に必要でしょうか。
私の親は、温かいお茶を入れてくれ、私が話すのをのんびり待っていてくれました。また、外を散歩しながら悩み事を話したりもありました。
その子自身の話しやすい環境を探してあげるのも大切かと思います。

保育士目線

保育士にはわかりやすい

逆にわかりやすいなと感じたそうです。先生同士で、あの子はこういうことをすると、こんな反応するけど、こういったアプローチすればやってくれるよね。約束はこういった約束の仕方だったら守ってくれるよね、といった成功体験があります。それ故に、具体例があげられ、どのオレンジカードを使えば効果的か判断できるのでしょう。

提唱者も児童相談所の所長のため、一般の感覚からある意味ズレていると思われます。この機中八策、児童相談所の職員の間でもウケたに違いありません。では果たして子供との対話術に悩む親御さんに届くのだろうか、というと私は違うと思います。

まとめ

機中八策は難しい

子供との接し方に悩む親御さんには難しすぎる内容でした。また、項目も多く、一度に覚えられるものでもありません。それに加えて、オレンジカードの内容を見ただけで、すぐに行動に結び付けられるほど、対話術は簡単なものではありません。

機中八策の内容は良い

書いてある内容は保育士さんからみても、どれも納得いくものでした。オレンジカードを普段から意識して、何年も子供と接していると自然と対話術も向上していくのでしょう。
カードの枚数が多いのも、おそらく伝えたいことを詰め込み過ぎてしまったからだと思います。

親も子供と共に成長を

褒め方一つとっても、完璧に行うのは難しいです。「すごいね!」の一言だけで片付けてしまうかも、と私もヒヤッとしました。少しずつ意識をして、子供の成長につなげていけるような言葉がけを、私達大人がしていかなくてはならないでしょう。

オレンジカードを増やしていく経験が、夫婦間や社会での上司部下など、幅広くプラスに作用する、と思います。子育てを通じて成長していきたいです。

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